不動産売買を円滑に!登記の重要性について

 

権利証ですが、正式には登記済証と呼ばれています。登記が完了したときに、事前に提出した登記原因証明書の登記申請書副本に登記済み等の証明印が押されて戻ってくるものです。このように不動産などの所有権の取得イコール、登記完了になっています。

 

一般的には登記手続きの時に、権利証をもっている者が登記名義人であるとされており、この書面を提出しないと、原則的に登記を受けることはできないと言われています。不動産取引では、この書面に登記申請の委任状を添付します。

 

しかし、たとえ権利証を失くしてしまった場合でも、手続きを踏むことで登記することは可能となります。つまり権利証を失くしてしまったからと言って、所有している不動産や土地を売ることができないということではないのです。ただし手続きは複雑になるようです。

登記はできるだけ早く!

不動産登記以外にも商業登記や法人登記などがあります。日本では不動産バブルをはじめ、資産家も多いので、登記と言ったらほとんど不動産登記のことを意味するようになっています。ちなみに不動産に関する権利関係は煩雑化していますので、法務局では管轄の地域内の不動産ごとに帳簿を作成しています。これが登記簿と呼ばれるのもので、どのような権利関係があるのか記載されています。そして所有者が変われば、当事者の申請によってこの登記簿の内容も変更されます。もしもあなたが不動産を購入したならば、この所有権移転登記をしておかなければなりません。なぜなら売主が第3者にも売ってしまう可能性があるからです。そして万が一、第3者の方が登記を先に済ませてしまうと、相手の所有物になることもありますので、登記は早めに済ませましょう。

 

不動産売買を円滑に!抵当権の設定について

 

ここ最近の金融系のドラマを見ても、「抵当権が付いている物件なので・・・」という会話を見かけることがあります。

 

そこで抵当権とはどのような権利なのか調べてみると、担保の目的物を債務者に残したまま、債務不履行になった場合、債権者が優先して担保物から優先して弁済を受ける権利になります。最近賃貸契約をした時も、「土地には別な人の抵当権がありますので、オーナーが変わった場合、再度敷金を入れてもらう必要があります」というような説明を受けた記憶があります。

 

住宅ローンを例に挙げるとわかりやすいかもしれませんね。よく銀行から住宅ローンを受けるには、購入した家を担保にしています。つまり債務者が住宅ローンを返済できなくなった場合、銀行は債務者から優先的に弁済を受ける権利があるということになります。

 

住宅ローンが1・2回遅れても問題はありませんが、一定の期間返済が滞ってしまい・返済不能だということになれば、債権者である銀行は、抵当権に入れている担保物件を競売に入れることができるのです。

 

抵当権と根抵当権の違い

抵当権とは、1回の取引による債権だけを担保にしますが、根抵当権は継続的な取引から生じる権利を担保にすることができるのです。そこで根抵当権が2億円に設定されていると、その土地の価格は2億円以上の価値があるような印象を受けますが、実際のところは、何倍もの根抵当権を設定していることもあるようです。つまり、相手の言うことをすべて信じるのではなく・実際に購入する前には自分で調査して確かめることが重要です。

マンションを売る前に中古マンション売却相場より高い価格で売る方法を知って、損をすることなく売れるように準備しておきましょう。

 

不動産売買を円滑に!競売を防ぐには?根抵当権と借金の関係

 

土地を購入する場合ですが、その土地が抵当に入っていないか、借地権があるかどうかも調べておく必要があります。なぜならその土地を購入しても、借金が一緒についているケースもあるからです。そこでまず、購入する前に登記簿を調べておきましょう。

 

それから税務関係の事務所へ行って、土地や建物を売りたがっている人が、きちんと税金を納めているか調べる必要があります。税金の滞納があった場合、購入しても差し押さえられてしまい・予想以上の損害を受ける可能性もあるからです。

 

さらに土地が更地であるかどうか、周辺の相場がいくらくらいが妥当なのか、登記簿との坪数の違いを調べることも重要です。

 

もちろん、ほとんど価値のないような土地を不動産業者をからめての説明を信じて、数倍もする価格で購入してしまった場合ですが、錯誤により無効にすることができるようです。つまり明らかな詐欺行為として契約を破棄させることはもちろん、暴利行為として公序良俗に反している契約となります。

 

不動産購入時に確認すべきこと

・業者の免許・重要事項説明書・登記簿の閲覧・現地調査・各種規制・隣接地との境界・用途地域別制限・売買契約書の内容